2015年11月8日日曜日

薬師丸ひろ子さんと2015年コンサート #001


納品もありよく訪れる Bunkamura 、一昨年の薬師丸さんのコンサートは開催当日に知り残念だったので、今年は10月15日の千秋楽、2年越しの夢を叶えるため母とオーチャードホールへ向かいました。
席は1階ゴンドラシート臨場感あふれるステージを楽しめました ♪

一番の目的は「Woman "Wの悲劇"より」を生で聴くことでした。コンサート中盤「未完成」を歌ってくださって…鳥肌が立ちました。中島みゆきさんの美しいメロディーとせつない歌詞 、ピュアな薬師丸さんが抜群の歌唱力でその心のゆらめきを表現する…好きな歌のひとつではあったけれど、強烈な印象を残しました。


幼少時は「ファンだったアーティストのお嫁さんになってくれた人」という認識。それが「あまちゃん」での澄ました美貌と歌の上手さで再注目、「家族に乾杯」でその土地の食べ物に執着するところ、食堂で「ホットコーヒーに添えるミルクは牛乳を温めた物にしてください」と希望するところなど、自分と重なる部分があり親しみを感じました。

久々の歌番組では衣装の美しさに見とれ、成熟した大人の女性として輝いていると思いました。年齢と共にますます美しくなる女性、C・ドヌーブやデルフィーヌ・セイリグにも勝る品の良さ、そして少女めいたところを併せ持つ希有な存在だと思います。


能年玲奈さんが昔の薬師丸さんの映画を観て憧れていると知ってから「セーラー服と機関銃」「Wの悲劇」を鑑賞しました。「セーラー服」の後半は突如、監督が代わったかのようにArt Film 風になってインスピレーションは「血と薔薇」かしら?と思いがけない発見でした。

CDを聴くようになったのは2年前からですが、ほぼ毎日「Wの悲劇」を聴いてきたと思います。制作の時はアンビエントやクラシックなどを好んで流しますが、アイロン掛けや夕食の片付けなど、パワーが必要な時にとても効果的なのです☆